J1川崎5発快勝!中村憲剛が復帰即鮮やかループ サポーターに感謝「温かさ感じた」
「明治安田生命J1、川崎5-0清水」(29日、川崎市等々力陸上競技場)
首位J1川崎は故障から復帰して今季初出場したMF中村憲剛の得点などで清水に5-0で大勝し、3試合ぶりの勝利で勝ち点を35に伸ばした。
サポーターに向けた「ただいま」のあいさつは、どんな言葉よりも説得力のある美しいゴールだった。
19年11月に左膝を手術し長期離脱していたMF中村が、今季初ベンチ入り。3-0の後半32分、約10カ月ぶりのピッチに立った。「(ケガをしてから)今日のこの日のためにすべてをささげてやってきた」という39歳の足もとに、ボールはやってくる。後半40分、相手のミスを見逃さずに左足でループシュート。柔らかな弾道がネットをなでた。
新型コロナの影響で観客の上限は5000人で、サポーターは声援も送れない。それでも「等々力の温かさを感じた。等々力に神様がいたなと感じます」と感謝を口にした。
10連勝ストップから2試合後に、大黒柱も戻っての出直し勝利。再び、優勝に向けての進撃が始まる。