川崎・小林悠“スタメンで今季初得点”「スーパーサブとかいじられていたので」と安ど

 「明治安田生命J1、川崎5-2C大阪」(19日、等々力陸上競技場)

 川崎が先制を許しながらも逆転し、同一シーズンでは新記録となる10連勝を達成した(延長勝利は除いた記録)。チーム3点目を決めたFW小林悠は今季は途中出場のみで6得点していたが、スタメンからでは今季初得点となった。

 小林の得点感覚がさえたのは2-1で迎えた後半8分。自身が相手の隙をつく動き出しで浮き球パスに反応してエリア内に落とすと、味方選手にボールがわたる中、ゴール前に寄せずに左サイドに距離をとって構えた。「こぼれてくるかなと思っていたら良いところにこぼれていた」。一気に駆け寄ると右足で強烈なシュート。ファーサイドへ突き刺した。

 17年のJ1得点王&MVPの小林は、今季は過密日程もあり、途中出場する試合も多かった。ここまでの6ゴールは途中出場した試合で2ゴールずつ挙げてきたもの。「今年は途中からしか決めていなく、チームメートからも『スーパーサブ』とかいじられていたので、決められて良かったです。ホッとしています」とスタメンでの活躍を喜んだ。

 試合前の時点で、ここまでJ1で最も失点が少ないのがC大阪だった。小林も「やっていて、強かったなと思いますよ」と振り返ったが、それを上回ったのが川崎のゴールへの意欲だった。「5点取れたのは最後まで攻撃的な姿勢を貫いていたからだと思います。3-2になって相手の時間帯だったが、みんなが4点目、5点目を狙う姿勢を崩さなかった」とスタイルを貫いた。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

サッカー最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    スコア速報

    ランキング(サッカー)

    話題の写真ランキング

    デイリーおすすめアイテム

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス