川崎がクラブ新7連勝!大島がV弾 G大阪との首位対決に監督「プレッシャーあった」
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「明治安田生命J1、G大阪0-1川崎」(1日、パナソニックスタジアム吹田)
首位の川崎はMF大島僚太(27)のゴールで前節2位のG大阪に1-0で競り勝ち、クラブ記録の7連勝を飾った。
背番号10が川崎をクラブ新記録の7連勝に導いた。勝敗の分岐点は後半開始早々の3分に訪れた。ペナルティーエリア手前でパスを受けたMF大島が迷わず右足を振り抜いた。
前節神戸戦で好守を連発していたG大阪GK東口が一歩も動けないほど鋭い弾道が、ゴール左隅に突き刺さった。「ワンタッチで打つイメージはあった。入ってよかった」と決勝点を振り返った。
4連勝中だった2位G大阪との首位対決。序盤戦とはいえ、主将のDF谷口は「こだわりがあった」と勝利への執着を明かした。鬼木監督が「目に見えないプレッシャーがあった」と認めたように、立ち上がりからG大阪にボールを握られ耐える展開が続いた。
5試合連続で3得点以上を挙げていたが、この日は1点止まり。だが、それで十分だった。攻撃ばかりが着目されるが、手堅く無失点で逃げ切り失点は8試合でわずか6。好守が高次元でかみ合い首位の座を盤石にした。独走態勢を築きつつある川崎に死角は見当たらない。