マジョルカ久保の去就にも影響?ウーデゴールのレンタル継続へ
サッカースペイン1部リーグ、レアル・ソシエダのノルウェー代表MFマルティン・ウーデゴールが、来季も所属元のレアル・マドリードに戻らずにプレーを続ける公算が高まっている。スペインのスポーツ紙アスが21日までに伝えている。
記事によると、来季のマドリードでは満足な出場機会が得られない可能性があるウーデゴールだが、レンタル先のレアル・ソシエダに残留すればほぼ全ての試合に出場可能。さらにチームのプレースタイルをマドリード、同選手ともに気に入っているという。レアル・ソシエダには来季の欧州大会に出場する可能性もあり、実現すれば同選手のさらなる成長に期待ができる。
レンタル移籍は原則として1年間だが、当初から両クラブ間で2年目も継続するという青写真があった。ウーデゴール自身も過去には「2年プレーするつもりでいる」と発言。状況が変わり始めたのは今季に入ってからで、来季の欧州CL出場圏内をうかがうところで戦っているレアル・ソシエダの主力である同選手をマドリードが急遽取り戻す形で動くのではとの見方が出ていた。
これにより、同じくマドリードに所属しながらマジョルカでプレーしている日本代表MF久保建英の来季去就への影響が予想される。来季もマドリード以外のチームでのプレーが濃厚とみられ、新天地にはレアル・ソシエダが最有力候補とされていたが、ウーデゴールの残留で他クラブへの選択肢が高まっていることが考えられる。