ドイツL・大迫が久々出場!守備で貢献 ブレーメン8戦ぶりの白星に
「ドイツリーグ、フライブルク0-1ブレーメン」(23日、フライブルク)
ブレーメンのFW大迫勇也(30)は敵地のフライブルク戦に1点リードの後半18分から出場し、降格圏の17位に低迷するチームは1-0で逃げ切って8試合ぶりの勝利を挙げた。DF長谷部誠(36)とMF鎌田大地(23)のアイントラハト・フランクフルトはアウェーで首位を走るバイエルン・ミュンヘンに2-5で完敗して5連敗。鎌田は後半26分から出場して無得点。
新型コロナウイルス感染拡大の影響による中断を挟み、実に4カ月ぶりに味わう勝ち点3だった。17位に沈むブレーメンが8戦ぶりの白星。大迫は1点リードの後半18分から久々にセンターFWで出場し、前線で精力的に動き回って逃げ切りに貢献した。
大迫に好機が巡ってくることは少なかったが、球際で戦い、終盤には相手を追い回すような守備を見せるなど献身的に動いた。試合終了間際には相手にゴールネットを揺らされたが、ビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)の介入でオフサイドが確認され、白星は手放さずに済んだ。
1部残留を目指し、残りは8試合。コーフェルト監督は粘り強く戦って手にした勝利に気をよくし「これからも勝ち点を積み重ねられる力があると確信している」と巻き返しを期した。