Jリーグ再開日程を再編へ 移動リスクの発生に村井チェアマン「組み直すことも必要」

 日本サッカーリーグ(Jリーグ)の村井満チェアマン(60)が22日、オンライン上で行われた臨時実行委員会後に会見。新型コロナの感染拡大で中断中のリーグ再開後の日程について、移動リスクを抑える形に再編する可能性を示唆した。

 実行委の前に行われたNPBとの対策連絡会議では、専門家から2度目の提言書を受け取った。試合開催に向け、運営や移動方法の工夫、選手の心身面の不安減少、事前検査の検討などを求める内容が盛り込まれている。この日の実行委ではこれらの情報が共有され、再開日程の議論はなされなかったが、今後は29日の再開日程決定に向け、全クラブが全体練習の期間を4~5週間、確保するなどの条件面を選手会などと調整していく方針だ。

 ただ仮に、7月1日の第20節が再開目標となれば、既に発表済みの9試合は全て都道府県間の移動が発生するもの。それだけに村井チェアマンは「近隣同士でのマッチメークなど、日程を組み直すことも必要かと思う」。再開後の日程が“ゼロベース”で再編される可能性がある。

 「国民の努力をして感染症の沈静化に努められたものを無にしないように、かつ慎重にスポーツ文化をしっかりと守っていけるように努力したい」。最善の準備を進める。

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