サンフレ広大病院で医療従事者激励 城福監督「感謝伝えることができてよかった」
J1広島の城福浩監督とMF青山敏弘、DF佐々木翔、MF川辺駿、DF荒木隼人、GK大迫敬介の5選手が13日、広島市の広島大学病院を訪れ、新型コロナウイルスと戦う医療従事者を激励した。
感染拡大防止のため建物内には入らず、外から手を振ると、窓から多くの人が顔をのぞかせ、笑顔で手を振り返した。激励メッセージ入りのユニホームや段ボール2箱分のマスクも寄贈した。
城福監督は「県民の命、国民の命を守ってくれている医療従事者の方へ感謝の思いを伝えることができてよかった。我々が来たことで日頃の苦労が一瞬でも和らいでくれれば」と語った。また、佐々木主将は「医療従事者の方は毎日、恐怖と戦いながら全力を尽くしてくれている。感謝の気持ちでいっぱいです」と頭を下げた。
広島は4月14日からチーム活動を休止中。全体練習再開のメドが立っていない中での訪問に、同病院の木内良明院長は「パワーをいただいた。日常の活動の励みにもなる。よりよい医療を提供していけるよう頑張っていきたい」と感謝していた。(工藤直樹)