Jリーグ・6月13日再開は先送りか 見通し厳しく…緊急事態宣言延長で

 新型コロナウイルスの感染拡大で政府が4日、緊急事態宣言を5月末まで延長したことを受け、Jリーグの公式戦再開にも影響が及びそうだ。リーグは最短で6月13日の公式戦再開を想定していたが、見通しは厳しい。12日に各クラブ代表者による実行委員会を開く予定で、以前に各クラブへと提案した7、8月の再開日程で調整を進めていくことになりそうだ。

 Jリーグは2月下旬から全公式戦を中断。活動を休止しているクラブが多く、オンライン上での合同トレーニングを行っているクラブもあるが、練習は簡易な自主トレに制限されている。リーグの村井満チェアマンは公式戦再開に向けた準備期間について、選手会側と協議していることを明かしている。緊急事態宣言の延長で5月末まで外出自粛が続くと、6月13日の再開は極めて困難になる。

 リーグは既に6、7、8月の再開を想定した日程をシミュレーション済み。最終節を年末まで後ろ倒しすること、FIFAが定める国際Aマッチデーの期間にもリーグ戦を開催するなど日程面でさまざまな工夫を凝らしている。だが中断期間がさらに長引けば、リーグ戦の日程すべてを消化するのは難しくなる。リーグ戦成立の要件とした総試合数の75%を目指すことにもなりそうだ。

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