本田圭佑、子供たちへ「当たり前を覆す能力を身に付けて」【一問一答】

 音声コンテンツの定額制配信サービス「Now Voice」(ナウボイス)を立ち上げたサッカー元日本代表の本田圭佑(33)=ボタフォゴ=が4月30日、ブラジルからオンラインで取材に応じた。各界のトップアスリートを集めて行われる新サービスについて、本田は「学びもある、質の高いものを」と目標を語った。以下、一問一答。

 ◇ ◇

 -どのように利用してほしいか。

 「問題を解決するような発信ではなく、アスリートが自分の挑戦に対する考えやエピソードを話すだけで、『今の局面を乗り切ろう』と思ってもらえるようなものを届けたい。伝えたい人は全部。移動中や作業中に音楽を聴くように使ってもらえれば」

 -これまでに影響を受けた言葉は。

 「父親、大叔父(本田大三郎氏)の言葉はいまだに頭の中に残っている。大叔父からは『サッカーノートをつけなさい。今日何をやったか振り返ることで明日やることが明確になる。それを継続することで一流選手になる』と中学1年生の時に言われてから、プロになるまで1日も欠かさずやった。父親からもらった言葉は計り知れないほど多い。一つ紹介すると『やるなら勝て。2番はベッタ(最下位)と一緒や』と。一般的に言われる成功者は、誰かしらが言った一言を受け止め、信じて実行している」

 -自身が投稿した言葉の意図は。

 「物事に対して『WHY』っていう力は根本的な教養の一つ。毎回『WHY』というのを周りだけでなく自分に対しても問い続けるセンス、今の子供たちには僕らが当たり前と思っていることを覆していくような能力を子供のうちから身に付けて欲しい」

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