Ｊ１川崎は２９日、公式ＹｏｕＴｕｂｅで選手たちによる医療従事者への応援メッセージを配信した。

　新型コロナウイルス感染拡大する中、選手会から医療従事者に向けて何かできないかという提案があり、「ほしいのはエールや拍手じゃないはず」と議論。「具体的支援ももちろんそうだけど、まずは言葉で伝えよう」という思いで実施に至ったという。

　各選手のメッセージは次の通り。

　ＧＫ安藤駿介選手会長「川崎フロンターレ選手会です。今、命がけでコロナウイルスと戦っている全ての医師、看護師、医療関係者の皆さまに感謝を申し上げたいと思います。この動画で少しでも励みになればと思います。川崎フロンターレは医療従事者の全ての皆さまを応援しています」

　ＭＦ中村憲剛「この困難な状況の中、日頃より最前線で新型コロナウイルスと戦って下さっている全ての医療従事者の皆さんに、心から感謝申し上げます。皆さんの働きは川崎市民の全ての皆さんの心の支えになっていると思います。自分が感染しない、周りの人も感染させない患者を増やさない。それが今いちばん大事な事だと思います。感染拡大予防を含め、手洗い動画を含め、これからも啓蒙活動をチームとしても個人としても引き続きやっていきたいと思います」

　ＦＷ小林悠「医療従事者の皆さんはみんなのヒーローです。僕たち、プロのアスリートにとっても、体のケア、心のケア、大変いつもお世話になっています。今度は僕たちが皆さんのサポーターになって、助ける番だと思っています。僕たちが一つ一つできることを真剣に取り組んでいきたいと思います」

　ＭＦ田中碧「皆さんの家族が最前線で働く皆さんを誇りに思っているように、僕たちもまた、皆さんのことを誇りに思っています。今はまだ、先行きが見えない状況ですが、またみんなで笑顔で過ごせる日々に向けて、この難局を一緒に乗り越えていきましょう」

　ＤＦ谷口彰悟「皆さんが今、困難な状況にある中で自分たちに何かできないかと思い立ち、このような形を取らせていただきました。思いを馳せる僕たちの声が、皆さんに届きますように。最後に僕たち皆でエールを送ります！」

　選手一同「応援しています！」