J1鳥栖が20憶円の赤字、債務超過はなし 竹原社長「存続に向けて全力の努力」

 J1鳥栖は26日、2019年度(19年2月~20年1月)の決算を発表し、純損失が前期から14億円以上膨らんで20億1486万9千円となり、2期連続赤字となった。ただ、オンラインで取材に応じた竹原稔社長は、株主による増資で純資産は2151万1千円となり、債務超過を回避したことを強調した。

 大口スポンサーの撤退により広告収入が前年の4割以下の約8億円に落ち込み、チーム人件費約24億円が経営を圧迫。これを受け、ことし1月に組んだ20年度予算はチーム人件費を約11億6900万円まで削減したという。

 新型コロナウイルス感染拡大の影響で今季の公式戦が中断し、経営状況はますます厳しくなる。竹原社長は「いかなる手段を取っても、存続に向けて全力の努力をする」と、Jリーグによる特例の融資を含め、支援を募る考えを示した。

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