元サッカー日本女子代表でタレントの丸山桂里奈（３６）が１４日、神奈川県内で行われたＣＰサッカーのキャラクター発表会見に出席し、２６日に始まる国内での聖火リレーに対する自身の思いを明かした。

　コロナウイルスの世界的拡大で、東京五輪の開催自体が注目を集めている。国内での聖火リレーは２６日に福島県のＪヴィレッジ（楢葉町・広野町）からスタートするが、丸山も第１走者となる２０１１年のＷ杯で優勝した「なでしこジャパン」のメンバーとして走る予定だ。

　丸山は「２６日は私の誕生日なんですよ。すごいと思いません」と鼻をピクピク。Ｊヴィレッジを拠点に活動していた東京電力マリーゼでプレーした経験もあるだけに「だれがくるか分かっていませんが、なでしこのメンバーがそろうのはなかなかないこと。それに私は福島にいたことがあるから、Ｊヴィレッジがスタートなんて、こんな奇跡的で運命的なことないですよ」と強調した。

　それだけに、気になるのが聖火リレーの今後の行方。コロナの影響でギリシアでは点火式を終えた後のリレーが中止となった。丸山は「どうなるかは分からないですが、時の流れに身を任せるしかないですよ。準備だけちゃんとしておきます」と明かした。

　「なでしこ」の後輩は、東京五輪でのメダル獲得が期待されているが、今回の米国遠征では３連敗。丸山は「常になでしこは気にしてます。五輪がどうなるか分からないけど、後輩のみんなにはメダル取ることを期待しています。五輪とかＷ杯の前であんまりうまくいきすぎると、本番がうまくいかないことがあるじゃないですか。２０１１年もうまくいかなくて、難しかったです。私はうまくいってないと言われた方がいいんじゃないかと思っています」と後輩を思いやった。