イニエスタ「元気と勇気を与えることができれば」 臨時休校中の親子向け動画を収録
J1神戸は9日、神戸市内で練習を再開し、練習後には10日から配信予定の親子向け動画「いぶきで逢えたら」の収録が行われ、元スペイン代表MFアンドレス・イニエスタ(35)やMF山口蛍(29)、DF酒井高徳(28)が参加した。
「いぶきで逢えたら」は、新型コロナウイルスの感染拡大を受けた臨時休校期間中に親子向けの娯楽を提供したいと、神戸と同選手会が共同で実施すると6日に発表していた。
10日配信予定の第1回には山口と酒井が登場。この日の収録では、公式インスタグラムを通じて寄せられた「サッカーを始めた理由は」などの質問に2人がリラックスした様子で答えた。
12日の第2回に出演するイニエスタも収録に参加し、子供たちへリフティングの“宿題”を披露した。配信は全4回行われ、14日の最終回は神戸の公式YouTubeチャンネルで練習風景を生配信する予定となっている。
収録を終えたイニエスタは「とてもいい活動。子供たちにとって難しい時期になるが、みんなに元気と勇気を与えることができればうれしい」、酒井も「何か力になれることがあれば発信する立場として率先してやりたい。子供たちには元気でいてほしい」と、2人は父親としての優しさものぞかせた。