リバプール連続無敗が止まる 南野、途中出場も得点絡めず「残念」

 「イングランド・プレミアリーグ、リバプール0-3ワトフォード」(29日、ワトフォード)

 イングランド・プレミアリーグでリバプールのFW南野拓実(25)はワトフォード戦の後半34分からリーグ3戦ぶりに出場した。チームは0-3で今季初黒星を喫して連勝が18でストップ。昨年からの連続無敗は44試合で止まった。イタリア1部ボローニャのDF冨安健洋(21)は0-2で敗れたラツィオ戦にフル出場した。

 2月1日以来約1カ月ぶりの出場機会は、3点を追う終盤の10分余り。短い時間で得点に絡めず、リバプールの南野は「ゴールを奪うためのプレーを意識して入ったが、結果的に負けてしまってすごく残念」と悔しさをかみしめた。

 リーグ初黒星が濃厚な試合展開で、クロップ監督には「思い切ってプレーしろ」と背中を押された。最後の交代枠でフィルミノに代わって入ると、すぐに右クロスに走り込んだが届かない。終了間際に左サイドで仕掛けて上げたクロスは味方に合わなかった。

 優勝が目前のリーグに加え、欧州チャンピオンズリーグとイングランド協会(FA)カップも狙うチームで計算できる駒になれるか。「ここから本当に重要な試合が控えている。この負けをしっかり受け止めて、次に向けて準備をしたい」と気持ちを切り替えた。

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