ジョージ・クルーニーがマラガ買収? スペイン紙報じる

 サッカースペイン2部リーグ、マラガでクラブオーナーが変わるとの噂があり、米国人俳優のジョージ・クルーニーとの関係が深い企業家グループが買収に動いているという。スペイン紙マルカなどが25日、伝えている。

 同クラブ小口株主協会の会長が地元テレビ局に語ったもの。それによるとクラブ所有に関心を示しているのは米国人企業家グループ。映画界に強いつながりがあり、すでに複数プロジェクトが動いているマラガをヨーロッパのハリウッドにする構想があるという。同会長は「ジョージ・クルーニーはクラブ買い取りの後ろにいる一人ということになるかもしれないが、クラブを率い、日々のマネジメントをするのはすでにマラガに住む人物になる」としている。

 なお米国人企業家グループはすでに1500万ユーロ(約18億円)の買い取り提示をしており、これは断られている。対する現オーナーのアル・タニ氏は1億ユーロ(約120億円)を要求。両者の主張する金額にはまだ大きな隔たりがあり、今後歩み寄り策が取られると考えられる。

 カタールの実業家であるアル・タニ会長は2010年にマラガを買収。レアル・マドリード、バルセロナというスペイン2強に対抗する一大勢力になるのを目標に巨額投資でチーム強化を進めた。しかし近年は大型補強もなくチームも弱体化。2部落ちした現在は財政問題を抱えて新選手を登録できない状況となり、昨年夏に加入した元日本代表のFW岡崎慎司との契約を解消した。

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