浦和MF関根が快幕弾!4年ぶり白星発進 対湘南、金曜日…不吉データ吹っ飛ばした

 「明治安田生命J1、湘南2-3浦和」(21日、Shonan BMWスタジアム平塚)

 28年目のシーズンが開幕し、浦和が湘南に3-2で競り勝った。後半40分、MF関根貴大(24)が決勝点を奪った。今季J1全試合で導入されるビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)の介入によりPKが認められる場面もあった。残り8試合は22、23日に行われ、連覇を狙う横浜Mは23日にG大阪と対戦する。東京五輪の期間は開催せず、J1は1カ月以上の中断となる。

 迷いはなかった。2-2で迎えた後半40分、右サイドでボールを受けたMF関根はゴールに向かって仕掛けた。「今季の浦和の良さだと思う。あの時間帯でも3枚(人)が中に入っていけたのでドリブルを仕掛けられた」。ゴール前に進入すると左足を一振り。大きな決勝点となった。

 シーソーゲームをものにした。押し込まれたサイドの隙をつかれて、前半7分に先制被弾。それでもその後はFW興梠、レオナルドの2トップがそれぞれ得点を決めて一時は逆転に成功した。ただ、後半に入ってからは再び流れを奪われる。後半20分には元浦和のMF山田にヘディングシュートを決められて、再びゲームは振り出しに。さらにその5分後にはビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)でPKを献上。相手の失敗で難を逃れたが、勝利は両チームの間を揺れ動いていた。それだけに、関根の一撃が重かった。

 2016年以来の開幕白星。対湘南戦でも5戦ぶりの勝利、昨季は7戦全敗だった金曜ゲームで勝利するなどマイナスデータに打ち勝ったが、その一方で課題も出た。殊勲の関根が「2失点ともクロスからだった」と相手のサイド攻撃への対応を上げれば、興梠も「修正しないといけない点」と口にした。大槻監督も「内容としては引き分けが妥当だった」と素直に認めるなど、手放しで喜べる勝利ではなかった。

 今季からトライする4-4-2の布陣で、課題も収穫も手にした。その中で得た勝ち点3を胸に、アップグレードを続けていく。

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