青森山田・松木「素晴らしい景色を」 18年ぶり選手権連覇へ闘志
「全国高校サッカー選手権・決勝、青森山田-静岡学園」(13日、埼玉スタジアム)
第98回全国高校サッカー選手権の決勝戦が13日行われる。前回覇者の青森山田(青森)は12日、都内で最終調整を行った。今大会4得点で得点王も視野に入れるMF松木玖生(1年)は「チームに貢献するのが一番です」と自らの姿勢を示した。
雪深い青森から一変して、真横を新幹線が通るような都心で最終調整を終えた。MF松木は「先輩とやる試合もあと1つ。勝って終わって素晴らしい景色を見たい」と語った。
得点王よりも欲しいのは優勝旗。「一番はチームに貢献して優勝すること。それが自分のゴールであるならば素晴らしいことですけど」。ここまでの道のりの中で、目指すべき優先順位に何ら変わりはない。
相手は攻撃的なスタイルを貫き、今大会無失点の名門・静岡学園。「すべてにおいて攻撃的なチーム。(準決勝で下した)帝京長岡もそこまで無失点で来ていましたし、チームとして決められる自信はある」。第79、80回大会の国見(長崎)以来、18年ぶりとなる選手権連覇へ。譲らない思いが王者にはある。