バルサ 元選手のシャビを新監督に招聘か 複数のスペイン紙が伝える

 サッカースペイン1部リーグ、バルセロナが元所属選手で現アル・サッド(カタール)で監督を務めるシャビ・エルナンデスを新監督に迎えるため話し合いの場を持ったという。バルセロナを拠点に展開するスポーツ紙、エル・ムンド・デポルティーボなど複数メディアが伝えている。

 情報によるとバルサのスポーツディレクター、エリック・アビダルと同ゼネラルディレクターのオスカル・グラウがドーハ入りした。両バルサ幹部の中東入りの公式な理由は、同地で怪我のリハビリをしている所属選手FWウスマン・デンベレの近況を確認するため。もっともサウジアラビアで行われたスペインスーパーカップ準決勝でアトレチコ・マドリードに敗れた後、現監督バルベルデへの批判が強まっているだけに後任監督として古巣での指揮に対する準備ができているかを確認するものだったとされる。

 複数情報ではバルセロナは来季から2年の契約を提示する方針のほか、すぐにでもバルセロナへ戻り新監督に就任する可能性もあるという。一方アル・サッドはシャビがいつかバルセロナへ戻るであろうことには理解を示しているものの「シャビは明日の試合に向けて集中しており、彼が出て行くことに関するあらゆる交渉は公式ルートになる」と自身のソーシャルメディアでクラブとしての見解を表明。バルセロナのシャビへの接触を快く思っていない意思を示している。

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