川崎FW小林悠2ゴール 涙のルヴァン杯初制覇「歴史を塗り替えることができた」

 「ルヴァン杯・決勝、札幌3(4PK5)3川崎」(26日、埼玉スタジアム)

 初優勝を狙う両チームの対戦は3点を取り合いながら120分間では決着がつかずPK戦に突入。6人目まで進んだ激闘を川崎が5-4で制し、ルヴァン杯初優勝を決めた。

 FW小林悠が途中出場ながら2ゴールを決めて、悲願のルヴァン杯初優勝に貢献した。サポーターの大声援がスタジアムを包む中、「本当に歴史を塗り替えることができて良かったです」と歓喜の涙を流した。

 後半28分にFWレアンドロダミアンに代わって入ると、1-1の43分にMF大島のパスに反応して勝ち越しゴール。1点を追う延長後半4分にもCKからゴール前で押し込んだ。DF谷口の退場で絶体絶命の中、主将が奮闘し、PKでも1番手で成功した。

 クラブは5度目のルヴァン杯決勝進出。過去4度はすべて敗れていた。激闘を制し、負のジンクスも断ち切った。

 今季、天皇杯はラウンド16で敗退。リーグ戦も首位に勝ち点8差の6位と3連覇は絶望的な状況。追い込まれた状況でカップ戦を制し、川崎の底力を見せた。

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