鹿島が今季初の首位浮上!堅守キラリ1-0で制す MF永木は3冠に意欲

 「明治安田生命J1、C大阪0-1鹿島」(6日、ヤンマースタジアム長居)

 鹿島がC大阪を1-0で下し、勝ち点55として今季初めて首位に立った。7戦負けなしで、2位に落ちたFC東京とは2差。C大阪は連勝が5で止まった。川崎は湘南に5-0で大勝し、勝ち点47で4位に浮上。浦和は清水に2-1で逆転勝ちし、9試合ぶり勝利で10位に上がった。

 鹿島が28試合目でついに今季初の首位に立った。前半6分、MF永木の蹴ったCKはファーサイドへ。待ち構えた身長190センチのDF町田がC大阪DF丸橋に難なく競り勝ちゴール前に折り返すと、DF犬飼が頭で押し込んだ。ミスマッチを巧みに突いたセットプレーで早々に先制した。

 試合を通じて劣勢に立たされたが、ロスタイムも含めた90分近くを手堅い守備で守り抜いた。殊勲の犬飼は「難しい試合をモノにする姿勢を示せた」。永木も「最後まで踏ん張れた」と胸を張った。

 無類の勝負強さで“定位置”に座ったが、犬飼は「順位は関係ない。終わった時に一番上にいるのが使命」と足元を見据えた。9日にはルヴァン杯準決勝の川崎戦を控える。3冠の可能性を残しており、永木は「3つ取りたい」と言い切った。20冠を誇る常勝軍団が勝利に飽くことはない。

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