堂安がPSVで初ゴール 鮮やか左足一閃「狙っていた」
「オランダ1部リーグ、ズウォレ0-4PSV」(29日、ズウォレ)
オランダ1部PSVアイントホーフェンのMF堂安律(21)が4-0で快勝したズウォレ戦に後半6分から出場し、同27分に初ゴールを決めた。スペイン1部マジョルカのFW久保建英は0-2で敗れたアラベス戦にフル出場した。イングランド・プレミアリーグでニューカッスルのWE武藤嘉紀は0-5で大敗したレスター戦で先発し、味方に退場者が出た影響で前半終了間際に退いた。
待ちわびていた形だった。堂安は味方の縦への突破に合わせてペナルティーエリア内のゴールやや斜め右に位置取りし、パスを引き出す。右でトラップすると切り返しながら得意の左に持ち替え、ゴール左隅を狙い澄まして一振り。初得点に「最初から狙っていた」と留飲を下げた。得意の形でずばり決め「あそこで(ボールを)持てば絶対に入るというぐらい極めていかないといけない」と、さらなるアピールを期した。