Ｊ１Ｃ大阪は１１日、ＤＦ山下達也（３１）が１３日付でＪ２柏に完全移籍すると発表した。１２日にＣ大阪で、ファンサービスを行うとしている。

　山下はクラブを通じ「急な発表になりますが、この度セレッソを離れることになりました。一年間は札幌にいきましたが、１８歳の時からずっとセレッソにお世話になりました。ここ数年は試合に出たり出なかったりが続くなかで、今回レイソルさんから話をもらい新しいチャレンジをしようと決断しました」と移籍を報告した。

　兵庫県明石市出身の山下は兵庫・御影工高から０６年にＣ大阪へ入団。１１年に札幌に移籍し、１２年にＣ大阪に完全移籍で復帰した。１４年には日本代表候補の国内合宿にも招集された。今季は開幕から２試合連続でフル出場したが、その後は途中出場やベンチ外が多く、出場１０試合と出番が減少していた。

　長年プレーしたＣ大阪に向けて、「話したいこと、感謝の気持ち沢山ありますが、長くなりそうなのでここには書ききれません。また試合で会えるように頑張ってきます」と複雑な思いを記した。また、移籍先の柏を通じては「レイソルのために魂込めて戦っていきたいと思います」と決意表明をした。