鳥栖トーレス2戦連発はならず、シュート0で途中交代「勝ち点1をポジティブに」
「明治安田生命J1、川崎0-0鳥栖」(7日、等々力陸上競技場)
17位の鳥栖は敵地で川崎と対戦して、0-0で引き分けた。既に今夏での現役引退を表明し、ラストマッチに向けたカウントダウンに入っている元スペイン代表FWフェルナンドトーレスは、2得点を挙げた前節の清水戦に引き続いて先発出場したものの、シュート0本で途中交代となった。
後半8分、ピッチを去るトーレスの表情はさえなかった。「もちろん全ての試合でフル出場したいと思っているからね」。スコアレスドローについては「勝ち点1をポジティブに考えたい」と話した背番号9だったが、自らの途中交代には悔しさを隠すことはなかった。
“エル・ニーニョ”(神の子)の異名を持つ男が、現役ラストマッチと定める神戸戦(8月23日・駅スタ)を含め、残り6試合。そのプレーぶりを、日本のピッチに刻み込む。