J1で最下位に低迷する磐田の鈴木秀人新監督(44)が2日、静岡県磐田市内で記者会見し「はい上がるしかない。課題は得点力不足。点を取らないと勝利には結びつかない」と決意を述べた。名波浩前監督は6月30日の川崎戦で敗れた後、辞任した。
鈴木監督はヘッドコーチから昇格。1993年に磐田の前身のヤマハ発動機に加入し、2009年まで磐田でDFとしてプレーした。引退後は磐田で育成年代の指導者などを務めた。「26年間、ここで成長させてもらったもの全てをささげる。自分の身を削る思いでやろうとしている。最後まで諦めずにやっていきたい」と意気込んだ。