GK大迫敬介が見たチリ戦4失点「あの時間帯の連続失点は本当に反省しないと」

 「南米選手権・1次リーグ、日本0-4チリ」(17日、サンパウロ)

 日本は3連覇を目指すチリに大差で敗れた。南米の強豪国がしのぎを削る同大会の洗礼を浴びた形になったが、この4失点をゴールマウスを守った、またこの日がA代表初出場となった東京五輪世代のGK大迫敬介(19)=広島=はどう見ていたのか。試合後に聞いた。

 「まあ2失点目と…、まあ2、3、4失点目ですかね」と悔いが残る失点を列挙した。2失点目については「難しいシュートになりましたけど、当たって入りましたけど、その前の段階から相手との距離が空いてきたっていう感覚はあったので。その修正能力じゃないですけど、自分がもっと味方に対して声をかけていればっていうのはありますし」と、失点の“におい”がする段階で引き締めをはかるべきだったと反省。「3失点目もファーから入ってきたことに対して、前半から相手もやってきたので。そこはもっと自分たちがアラートしていないといけないところだったと思います」と振り返った。

 3失点目の1分後に喫した4失点目についても、「3失点目してから、ちょっと自分たちが下を向いてしまったかな」と精神的な面も作用してしまったと見た大迫敬。「あの時間帯の連続失点は本当に反省しないといけない。トミくんとも話したんですけど、自分たちですりあわせていかないといけない。これからの試合もああいうボールはどんどん出てくると思うので、その判断の部分はもう1回、味方と合わせたい」と今後の課題にすると誓った。

 今大会ではW杯を3大会経験した川島永嗣とトレーニングをしている。「相手との間合いの詰め方もものすごくうまいですし、相手に隙を与えないポジショニングなどもすごくうまいです」と、日々、GKに求められる要素を吸収しているという。あとは結果につなげるだけ。「勝ちたいっす。それだけっすね」と、前を向いた。

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