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福西崇史氏が指摘…3バック精度高めれば日本にとって大きな武器に

 後半、ゴール前で、ヘディングで競り合う冨安(中央)。左は長友
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 「キリンチャレンジ杯、日本0-0トリニダード・トバゴ」(5日、豊田スタジアム)

 日本がトリニダード・トバゴと0-0で引き分け、令和最初の国際Aマッチを勝利で飾ることはできなかった。ただ、初めて3バック布陣を試した森保一監督(50)は「オプションとして使える」と、9月に始まるW杯カタール大会予選に向けて手応えを口にした。日本は9日にひとめぼれスタジアム宮城での国際親善試合でエルサルバドルと対戦。その後、招待参加の南米選手権(14日開幕・ブラジル)に臨む。

  ◇  ◇

 森保ジャパンになって初めての3バックだったが、これは監督がやりたかったことの一つだろう。相手によって、あるいは試合中にも3バック、4バックを使い分ける。オプションを増やす試みだ。

 開始直後は選手同士の距離感や、攻撃を仕掛けるタイミングが合わなかったが、徐々に対応できた。最初は低かった左の長友と右の酒井の位置が、ボールをキープできるようになるにつれて高くなった。長友が左サイドから前線へ上がって、右の酒井も内に絞るような形ができていた。

 ほかにもMF守田が相手のボランチの脇や間に入り込んで、スペースを作り出せていた。何より3バックの3人、畠中、昌子、冨安がそれぞれ対人の意識が高く、安定した守備ができていた。

 3バックと4バックをどう使い分けるかは、相手のシステムや相手との力関係による。9月からのW杯アジア予選では、日本が優位に立つケースが多い。守備的な相手から得点しなければならない状況で、3バックは両サイドを高く保つことでより攻撃的にプレーできる利点がある。

 今回は得点できなかったが、チャンスは作り出せていたしあとは精度の問題。3バックでの攻撃の形ができれば、日本がアジアを勝ち抜く上での大きな武器になるだろう。(02年日韓、06年ドイツW杯日本代表=デイリースポーツ評論家)

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