「U-20W杯・1次リーグ、日本3-0メキシコ」(26日、グディニャ)
B組の日本はグディニアでの第2戦でメキシコに3-0で快勝した。FW宮代大聖(19)=川崎=が2得点、田川亨介(20)=FC東京=もゴールを決めて1勝1分けの勝ち点4で同組2位となり、2大会連続の決勝トーナメントへ大きく前進した。B組はイタリアがエクアドルを1-0で下し、2連勝で1次リーグ突破。日本は29日にイタリアに勝つか引き分ければ突破が決まり、敗れても可能性がある。
見違える姿がそこにあった。長いパスに頼る低調な攻撃で、影山雅永監督(52)が「高い授業料を払った」と表現した初戦のエクアドル戦の前半から若き日本は学んでいた。反省を生かし、序盤から球を保持して主導権を握る理想的な展開でメキシコを3発粉砕。指揮官は「修正力は日本人ならでは。いい心理状態でプレーしてくれた」と選手をたたえた。
攻撃陣をけん引したのは、19歳の誕生日だった宮代だ。前半21分。浮き球パスに反応し、正確なワンタッチでゴール右下に決めた。「あの時間帯で1点取れて、みんな楽になった」。2-0の後半32分には豪快に右足を振り抜いて2点目。ベンチスタートだった初戦の悔しさを見事に晴らした。
川崎で公式戦出場はないが、日々J1屈指の攻撃陣と練習して力をつけ、今大会も「自信を持ってプレーできている」という。MF久保建(FC東京)、安部(鹿島)がA代表入りし、今大会は不在。それでも攻撃力に不安がないことを背番号「13」が証明した。