J1神戸 FWビジャの広島戦出場は「簡単ではない」リージョ監督が見解
J1神戸のフアンマヌエル・リージョ監督(53)は9日、神戸市内で行われた非公開練習後に取材に応じ、松本戦(6日、サンアル)で前半に負傷交代した元スペイン代表FWダビド・ビジャ(37)について、「今はメディカルチームが対応し、グループとは離れて調整している」と別メニューで治療を行っていることを明かし、次節広島戦(14日、ノエスタ)の出場は「簡単ではない」との見解を示した。
ビジャは3月30日のG大阪戦で右脚内転筋の違和感を訴え、後半途中に自ら交代を申し出ていた。松本戦に先発出場したが前半41分に交代。その際には右脚の付け根付近を押さえており、同じ箇所を痛めたと見られる。
また、太腿裏の違和感で松本戦を欠場した元ドイツ代表FWルーカス・ポドルスキ(33)は別メニュー調整ながら既に屋外でトレーニングを行っているといい、指揮官は広島戦に向けて「まだ火曜日。明日が試合なら出ないが、おそらくオプションの一人になる」と、途中出場も含めた起用を示唆した。
“VIP”のそろい踏みで勝ち点4差の首位広島を追走したいところだが、ビジャの回復は時間との戦いになる。