香川真司「新たな挑戦楽しみ」激動の2日間!トルコ名門ベシクタシュに移籍決定

 サッカーの元日本代表MF香川真司(29)が1月31日、ドイツ1部ドルトムントからトルコ1部ベシクタシュに今季終了までの期限付きで加入した。欧州主要リーグの冬季移籍期間最終日となった同日、イスタンブールで身体検査を済ませた。香川はドルトムントとの契約を2020年まで残すが、通算7季目の今季は構想外となって出番が激減していた。

 出場機会を求めて移籍を目指していた香川の新天地は、トルコ最大の都市イスタンブールに本拠地を構えるベシクタシュだった。「新たな挑戦を楽しみにしている。心の底から本当にありがとう」。自身のツイッターにドイツ語で揺るぎない決意をつづった。

 ドルトムントでは今季、リーグ戦2試合を含む公式戦4試合の出場にとどまり、昨年末には「必ず実現したい」とスペインへの移籍願望を口にした。進展がない中、欧州主要リーグの冬季移籍期限となる1月31日が迫る。事態が動き始めたのは、同30日。フランス1部モナコへの期限付き移籍が報じられた。だが、合意目前で破談。そして最終日にはベシクタシュの他に、ドイツ1部ハノーバーの名前も急浮上した。

 香川が身体検査のため、空路イスタンブール入りした直後、ハノーバーは公式ツイッターでヘルトGMの「ドルトムントと(クラブ間で)合意した。あとは選手次第」というコメントともに移籍実現の可能性に言及した。締め切りまであと数時間という段階でも情報が錯綜(さくそう)。まさにギリギリの移籍決定であった。

 ベシクタシュは昨季欧州チャピオンズリーグで16強入り、国内リーグで優勝15回を誇るトルコの名門クラブだ。ドイツ1部よりもレベルは落ちるが、香川にとっては試合出場を最優先に考えた決断。「復活」へ懸ける強い思いがにじむ移籍劇となった。

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