日本はアジア杯決勝勝率10割 過去4回の優勝を振り返る

 「アジア杯・決勝、日本-カタール」(1日、アブダビ)

 日本は2大会ぶり5度目の優勝を目指しているが、過去に進出した4回の決勝戦はすべて勝利している。これまでの決勝戦の戦いを振り返る。

【92年日本大会】日本1○0サウジアラビア

 準決勝の中国戦はGK松永の退場により10人対11人になった末に3-2で勝利した。なお、現代表の森保監督もMFとして出場していたが、累積警告により決勝戦は出場停止となっていた。

 オフト監督に率いられたFW三浦(カズ)、MFラモスら日本はラモスを森保が抜けた守備的MFに起用。前半36分に左サイドに展開していたカズの上げたクロスをFW高木が胸トラップから流し込み、これが決勝点になった。

【00年レバノン大会】日本1○0サウジアラビア

 トルシエ監督に率いられ、GK川口、DF松田、MF名波、MF中村、FW高原といった個性的な面々が戦った。

 決勝戦は中村のFKにMF望月が前半29分、代表初ゴールとなるシュートを決めて先制。この1点を川口がスーパーセーブを連発するなどして守り切った。

【04年中国大会】日本3○1中国

 ジーコ監督時代。GK川口、DF宮本、DF中澤、MF中村らが出場した。中国の反日感情が高まっていた中の試合だったため、厳戒態勢下で行われた。

 試合は前半22分に福西が先制点を決め、同点とさえた後の後半20分に中田浩が中村のCKから勝ち越し弾。さらに、試合終了間際にFW玉田がダメ押しゴールを決める完勝だった。

【11年カタール大会】日本1○0オーストラリア

 ザッケローニ監督時代。GK川島、DF内田、DF長友、MF本田、MF香川、FW岡崎らがメンバー。前後半の90分間を0-0で終えると、延長前半9分から途中出場していたFW李にチャンスが巡ってきた。

 延長後半4分。左サイドの長友からのクロスをマークを外してペナルティーエリア内で待ち構えると、利き足の左足でダイレクトボレー。相手GKが反応できない完璧なシュートがゴールに突き刺さった。

 なお、香川は準決勝の韓国戦で負傷したため決勝戦には出場できなかった。

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