プロ22年間…札幌DF河合竜二が引退を発表 フロントでも“キャプテン”に

 J1札幌が24日、長年チーム、クラブを支えたDF河合竜二(40)が18年シーズン限りで引退し、クラブのフロントスタッフ入りすると公式ウェブサイトなどで発表した。役職は「コンサドーレ・リレーションズチーム・キャプテン」(C.R.C)となる。

 同サイトによると、この役職は「パートナー企業、サポーター、ホームタウン、行政機関、メディアなど、クラブを支えてくださる皆さまとクラブをつなぐ存在として、多方面に渡って活動してまいります」としている。チームでも11年から5年間務めたキャプテンの経験を生かした、フロントスタッフとしての活躍をクラブは期待している。

 河合はクラブや自身のインスタグラムを通じて「プロ生活22年間。日本代表にも入ったことのない自分がここまで長くサッカーをやれたのも周りの方の支えがあったからこそだと思っています」とし、家族、友人、これまで所属したチーム、クラブの関係者、サポーターら全員に感謝した。新たな役割については「自分の今までの経験を生かし、クラブと大好きな北海道がより一体感を持って戦えるように努めていきます。今後も自分が大切にしてきた言葉通り、『今、目の前のことに全力で。』変わらず突き進んで参ります」と抱負をつづっている。

 河合は西武台高から浦和に97年に加入。03年には横浜Mへ移籍し、04年のチャンピオンシップ第1戦では古巣・浦和から決勝点を奪った。10年まで所属し、03年と04年の2度、リーグ戦年間優勝を経験した。11年は札幌に移籍し、以後、引退までプレーした。

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