湘南、実りあるJ1残留 チョウ監督「次につながる」 極限の争いにルヴァン杯初制覇
「明治安田生命J1、名古屋2-2湘南」(1日、パロマ瑞穂スタジアム)
湘南は2点差を追いつかれるも、最後は踏ん張り自力での残留を決めた。
前半19分に菊地がボレーで決めて先制。同37分には梅崎のPKでリードを広げたものの、後半に2度、PKを献上しジョーにどちらも決められた。終盤は名古屋が猛攻をしかけてきたが、体を張った守備で勝ち越しは許さなかった。
今季はルヴァン杯の初制覇など、実りも多かっただけに、チョウ・キジェ監督は「ピッチに立つ選手たちの基準は確実に上がっている。今年のこのギリギリの経験、カップ戦での優勝は確実に次へとつながる。クラブの歴史につながっていく1年だった」と今季最終戦を振り返った。