元ヴェルディ川崎のGK藤川孝幸さんが死去 56歳
Jリーグ創設期にV川崎(現・東京V)のGKとして活躍した藤川孝幸さんが今月11月15日に死去していたことが20日、分かった。56歳だった。代表取締役社長を務めていた北海道十勝スカイアーススポーツ株式会社が発表した。
北海道リーグのクラブ「北海道十勝スカイアース」を運営する同社は、公式サイトで「弊社 代表取締役社長 藤川 孝幸 儀 平成30年11月15日 永眠いたしました ここに生前のご厚誼を深謝し謹んでご通知申し上げます 故人の遺志により 葬儀は近親者にて相済ませました」と発表した。後日、「お別れの会」を執り行う予定だとし、詳細は「追ってご案内申し上げます」としている。
藤川さんは日本サッカーリーグ時代の名門・読売クラブでプレーし、Jリーグが開幕してからもV川崎で93年、94年のリーグ連覇に貢献した。軽妙なトークも持ち味で、テレビ番組のPK対決に出演したり、V川崎の同僚・都並敏史とのコンビで「都並クン・藤川クンのイエローカードなんて怖くない!?」(ニッポン放送)というラジオ番組を担当していたこともあった。
引退後はV川崎、神戸、仙台などでGKコーチを歴任した。甲南大、静岡FC、国際武道大の監督も務めた。