札幌が競り勝つ 名古屋は残留危機続く、10位から最下位まで大混戦
「明治安田生命J1、名古屋1-2札幌」(28日、パロマ瑞穂スタジアム)
札幌が名古屋に競り勝ち3位に浮上した。前半8分、ジェイがPKを決めて先制すると、1-1の同42分には再びジェイが、チャナティップからのパスに反応し、ゴール中央上に決勝ゴールを蹴り込んだ。
暫定14位の名古屋は残留争いで依然厳しい状況が続いている。10位・G大阪から最下位・長崎まで勝ち点10差に9チームがひしめき合い、混戦状態にある。
札幌・ペトロビッチ監督は「残り4試合の中で今は3位にいますが、現実的に首位が狙える。自分たち次第で決められる中で戦っていきます」と逆転優勝へ最後まで諦めない姿勢をみせた。試合を振り返り「4点、5点と取れるチャンスがありながら決め切れなかった。決定機をしっかり決めていくところは修正しなければならない」と反省点も挙げた。