イニエスタ来日の“仕掛け人”は前東京V選手だった

 J1神戸の前スペイン代表、MFアンドレス・イニエスタの来日のきっかけを作ったのは、昨季、J2東京Vに所属していたFWカルロス・マルティネスー。スペイン紙マルカとのインタビューで経緯について話している。

 現在マルティネスはスペイン3部に相当する2部Bリーグ・エルクレスに所属。バルセロナ下部組織時代に知り合ったイニエスタと仲良くなり現在の夫人を紹介したほか、共通の趣味を複数持ち現在も親交が深いという。

 自身は家族の都合で日本でのプレーは1年にとどまったが「彼と色々話をしたのは事実。国について色々と質問され、僕は良いことしか言ってない。(日本の)社会機能は素晴らしく、ヨーロッパとは全く違う。すべてが魅惑的で、あそこの良さをできるだけ伝えた。僕の存在が彼の決断の決め手になったのかどうかは分からないが、日本のサッカーにとって良いことだから嬉しく思っている。彼は手厚く歓迎されるだろうし適応期間は必要ないだろう」と話している。

 またイニエスタのいないスペイン代表については「アンドレスはほぼ替えの効かない選手。誰とも違う存在で難しいことをいつも簡単にやる。スペインには非常に高いレベルの選手がたくさんいるのは事実だけど、彼がいないことを寂しく思うだろう」と分析している。

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