本田“監督”カンボジア代表初采配も逆転負け 現役を続けながら異例の挑戦!

 サッカーの元日本代表で、カンボジア代表の実質的な監督に就いた本田圭佑(32)が10日、プノンペンで行われたマレーシアとの国際親善試合で初采配を振った。1-3で逆転負けして初陣は飾れなかったが、オーストラリアのメルボルン・ビクトリーに所属して現役を続けながら、異例の挑戦が始まった。

 雨が降る中、本田はピッチ脇に立ち、身ぶり手ぶりを交えながら指示。声を掛けられた選手が真剣な表情で何度もうなずく場面もあった。試合は悪天候で開始が約30分遅れたが、競技場はほぼ満員に埋まり、カンボジアが前半に先制すると歓声に包まれた。

 日本代表としてW杯に3大会連続で出場した本田は、8月にカンボジア代表のGMに就任。今月4日から練習を指揮し、試合に備えた。

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