スペイン１部リーグ、レアル・マドリードの前監督ジネディーヌ・ジダン氏が１０日までに、スペインのテレビ局ＴＶＥのインタビューに対し、改めて監督として活動することを明言した。欧州チャンピオンズリーグ優勝を果たした直後に現場から退いているだけに、欧州トップレベルのクラブチームで指揮をするとみられる。

　レアル・マドリード下部組織チームでプレーする四男の応援に駆けつけたジダン氏は「まもなくチーム指揮に戻ることになるのは間違いない。なぜならそれが私の好きなことで、これまで人生でずっとやってきたことだから」と話した。

　ジダン氏の“再就職先”として、最有力なのがイングランドプレミアリーグのマンチェスター・ユナイテッド。開幕から低迷するチームの責任を取らされモウリーニョ監督が更迭され、その後釜との見方がある。英紙はジダン氏が監督就任した場合、少なくとも４人のスター選手が補強されると伝えている。

　このほかＦＷクリスティアノ・ロナウドが移籍したイタリア１部リーグのユベントス、フランス１部リーグのパリ・サンジェルマンが候補に挙がっている。