サッカー元イタリア代表ＦＷアントニオ・カッサーノ（３６）がスペイン３部に相当する２部Ｂリーグ、ＵＤイビサで現役復帰する見通しが高くなっている。３０日のマルカ紙などスペイン各紙が伝えている。

　情報によると２０１６年にピッチを去り、現在３６歳のカッサーノは現役復帰に意欲的。一方のイビサは昨季４部に相当する地域リーグを戦い、プレーオフで惜しくも昇格を果たせなかった。しかし他チームがカテゴリー維持に必要な経済条件を果たせず、空席となった３部リーグの座を買い取ることで昇格を決めている。すでに積極的なチーム補強をしており、これまでもカッサーノと何度もともにプレーしてきた元イタリア代表ＦＷマルコ・ボリエッロ（３６）を獲得している。

　なおイビサの会長は元バレンシア会長のアマデオ・サルボ氏。ホテル併設の新スタジアムやクラブ総合練習場の建設といった長期的プランも持っているという。