森保ジャパン、初陣に堂安、伊藤ら選出 異例…アジア大会中のインドネシアで発表

 サッカー日本代表の森保一監督(50)が30日、U-21(21歳以下)日本代表監督として参戦しているアジア大会の開催地、インドネシア・西ジャワ州ボゴール市内のホテルでキリンチャレンジカップとして行われる9月7日のチリ戦(札幌ドーム)、9月11日のコスタリカ戦(パナソニックスタジアム吹田)に出場する日本代表メンバーを発表した。森保氏にとってA代表の監督として臨む最初の試合となる。20歳の堂安律(フローニンゲン)、21歳の伊藤達哉(ハンブルガーSV)ら4人が初招集となった。

 香川真司(ドルトムント)や、長友佑都(ガラタサライ)といった、ロシアW杯の主力選手は選ばれていない。森保監督は「ロシアW杯に出ていた、基本的に海外でプレーする選手の招集は今回は見送ろうと思っている」と話し、「リオ五輪世代より下の年代の選手に関しては、海外でプレーする選手も、シーズンスタートなので、状況を踏まえながら招集すると(いうこと)。プラス国内組を招集してチーム作りをしようと思った」とコンセプトを語った。メンバーは以下の通り。

 ▽GK 東口順昭(G大阪)、権田修一(鳥栖)、シュミット・ダニエル(仙台)

 ▽DF 槙野智章(浦和)、※佐々木翔(広島)、車屋紳太郎(川崎)、遠藤航(シントトロイデン)、室屋成(FC東京)、植田直通(セルクル・ブルージュ)、三浦弦太(G大阪)、※冨安健洋(シントトロイデン)

 ▽MF 青山敏弘(広島)、山口蛍(C大阪)、大島僚太(川崎)、伊東純也(柏)、中島翔也(ポルティモネンセ)、南野拓実(ザルツブルク)、三竿健斗(鹿島)、※伊藤達哉(ハンブルガーSV)、※堂安律(フローニンゲン)

 ▽FW 小林悠(川崎)、杉本健勇(C大阪)、浅野拓磨(ハノーバー)

 通例では東京・文京区内のJFAハウスで代表選手を発表するのが一般的だが、東京五輪を目指すU-21日本代表の監督を兼任しており、現在出場中の大会の開催地でメンバー発表会見を行うという異例の事態となった。

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