「明治安田生命Ｊ１、柏５－１長崎」（２５日、三協フロンテア柏スタジアム）

　１３位の柏はホームで最下位・長崎と対戦して５－１と大勝した。前半１１分に先制被弾を許したが、同２１、２４分にＦＷクリスティアーノが決めて逆転に成功。後半も順調に加点した。柏の５得点は今季リーグ最多。本拠でのリーグ戦勝利は４月２５日の浦和戦以来となった。

　今夏に加入したケニア人ＦＷオルンガが、終了間際に初得点を記録。これはＪリーグでもケニア人による初ゴールとなった。

　３点リードで迎えた終了間際、同じく途中出場のＤＦ亀川の折り返しを左足でキッチリとゴールへ。「自分１人でなし得たものではない。出場機会を与えてくれて感謝します。（Ｊリーグで）初のケニア人プレーヤーとして得点を決められてうれしく思う」と喜んだ。

　ケニア出身の２４歳は、２０１５年にケニアンプレミアリーグで年間最優秀選手にも輝き、スウェーデンのユールゴーデンへと移籍。その後、中国超級リーグの貴州智誠、スペイン１部のジローナを経て今月１０日に柏に加入。後半２４分からピッチに入った長崎戦は、リーグ出場２戦目だった。