サッカースペイン１部リーグ、レアル・マドリードのクロアチア代表ＭＦルカ・モドリッチに、イタリア１部リーグインテル・ミラノへの移籍が急加速した。モドリッチ自身も、新天地挑戦に乗り気だという。実現すれば、先に退団しユベントスへ移籍したクリスティアノ・ロナウドに続き、レアル・マドリードの主力選手が新たに離脱することになる。７日までにアス紙などスペイン複数紙が伝えた。

　同紙などによると、インテルはモドリッチに対し年棒１０００万ユーロ（約１２億９０００万円）の４年契約を提示。さらに２年のオプションもついており、契約満了すれば３８歳を迎えることになる。現契約では年棒６５０万ユーロ（約８億４０００万円）２０２０年までで、条件面で大きな差がある。

　さらに同じくクロアチア代表のＭＦマテオ・コバチッチはＷ杯後の休暇を経て、マドリードで新シーズンへ向け始動したものの退団の決意が固く、練習参加を拒んでいるという。チームは米国遠征中で、ロペテギ監督は両選手について「モドリッチが我々とプレーするのになんの疑問も抱いていないし、マテオ（・コバチッチ）はチームの一員で、気に入っている」と話している。