川崎・小林2ゴール 「気持ちだけでは点はとれない」浦和戦の反省生かした
「明治安田生命J1、川崎2-0横浜M」(5日、等々力陸上競技場)
FW小林悠の2得点が川崎を勝利へ導いた。
前半34分、川崎はMF守田が中盤から前線へ絶妙のスルーパス。これに反応して中央左を抜け出したMF家長が折り返すと、ゴール前に走り込んできたFW小林が右足で合わせて先制ゴールを突き刺した。
膠着状態が続いた後半26分には、MF中村のパスを中央で受けると、反転して左足でシュート。2点目を奪った。
前節は敵地で浦和に0-2で敗れた。小林の7本のシュートは空砲に終わった。「前節は気持ちが入って。自分が決めなきゃいけないと。背負いすぎるのでなく、シュートを打つときに感情を入れずにフォームや、コースを意識した。気持ちだけでは点はとれない」。前節の反省を生かして決めた2得点を振り返った。
過去2年は夏場に得点を量産しているが、これで7月は4戦4得点。今季の8得点の半数を稼ぐ。記録的猛暑の夏も例外なし。本領発揮の季節だ。