C・ロナウド、レアル離脱へ前進 条件面で大きな溝埋まらず
サッカースペイン1部リーグ、レアル・マドリードのFWクリスティアノ・ロナウドが、新天地を求める可能性が高まった。スペインのスポーツ紙マルカなどが伝えている。
同紙によると、レアルのフロレンティーノ・ペレス会長とロナウドの代理人が5日、話し合いの場を持ったが両者の主張には埋められないほどの隔たりがある。レアル側はロナウド離脱の可能性を現実的なものと捉えており、他クラブへ移る場合に便宜を図る構えさえみせている。
ロナウドの現年俸は2100万ユーロ(約27億1000万円)で、PSGのFWネイマールの3700万ユーロ(約47億7000万円)、バルセロナのFWメッシの5000万ユーロ(約64億5000万円)とはほど遠い。
レアルが提示したのはタイトル獲得など様々な出来高分を含め3000万ユーロ(約38億7000万円)超えとなるもので、同額をベース分と考える選手側と大きな溝があるとされる。
ロナウドは欧州チャンピオンズリーグ決勝の終了直後、レアル・マドリードからの退団を匂わせる発言をして周囲を驚かせた。理由について「お金の問題ではない」と話していた。