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なでしこ復活のアジア連覇 途中出場FW横山、劇的決勝弾

日本-オーストラリア 後半、決勝ゴールを決める横山=アンマン(共同)
日本-オーストラリア 前半、競り合う長谷川=アンマン(共同)
2大会連続2度目の優勝を果たし、大喜びの日本イレブン=アンマン(共同)
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 「女子アジア杯・決勝、日本1-0オーストラリア」(20日、アンマン)

 サッカー女子の2019年フランスW杯予選を兼ねたアジア杯決勝が20日、ヨルダン・アンマンのキング・アブドゥラー2世スタジアムで行われ、なでしこジャパンこと日本が、途中出場のFW横山久美(24)=フランクフルト=の決勝ゴールで1-0でオーストラリアに勝利。前回14年のベトナム大会に続く連覇を飾った。上位5チームはフランスW杯の出場権を獲得した。

 なでしこジャパンの復活を告げる鮮やかなゴールを突き刺した。後半39分、左サイドを崩したMF長谷川が横山へスルーパス。抜群のターンで相手DFのタイミングを外した横山が右足でゴール右上に強烈なシュートを決めた。

 11年ドイツW杯優勝、12年ロンドン五輪の銀メダル獲得以降、リオ五輪出場を逃すなど厳しい戦いが続いたなでしこ。FIFAランクも、世界一トップクラスの攻撃力と高さを誇るオーストラリアの6位に対し、なでしこは11位まで順位を落としていた。立ち上がりからオーストラリアの猛攻に押し込まれたが、GK山下のPKストップなど体を張った守備でしのぎ、終盤のワンチャンスにこん身の一撃で勝利を決めた。長谷川、横山ら新戦力の台頭も目立ち、W杯で再び世界の頂点を目指す。

 ◆高倉麻子監督「オーストラリアはすばらしいチーム。攻め込まれた時間は長かったが、みんな体を張ってよく守って、ワンチャンスをものにしてくれた。(1次リーグで引き分けたオーストラリアとは)とにかくを決着をつけたかった。相手のやってくることは分かっていたので、耐えしのげばチャンスはくると思っていた。よく決めてくれた。粘り強く守ったことが良かった。ひとりひとりの思いが結果に結びついた。まだまだスタート地点に立ったばかり。みんなで力を合わせて成長していきたい」

 ◆FW横山久美「中国戦で点を取ってみんなに喜ばれたが、次が大事と思っていた。2試合連続ゴールを決めることができて本当に良かった。(得点シーンは)唯(長谷川)がいいドリブルをして、相手と相手の間に入ることができ、ターンも切り返しも完ぺきでした」

 ◆DF熊谷紗希「今大会初戦から簡単じゃなかったが、試合を重ねるごとにチーム全体が成長して良くなっていくことができた。後ろが耐えたら、前が点を取ってくれると思っていた。前半GKのファインセーブに助けられ、全員で守り切って、久美が取ってくれて良かった。けがの優(中里)も含め24人全員が同じ方向へチームを高めていくことができた。このままではW杯は戦っていけない。優勝できたけど、まだまだ私たちの戦いは終わっていない。W杯に向けてチーム全体を高めていきたい」

 ◆GK山下杏也加「(ファインセーブは)自作自演もあったけど、1回止めることができて気楽にできた。W杯の切符を手にしたのでそこに向けてチーム全員で戦っていきたい」

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