Cロナ“悲願”のオーバーヘッド弾 ジダン監督も絶賛「私のほどではないが」

 「欧州CL・準々決勝第1戦、ユベントス0-3R・マドリード」(3日、トリノ)

 スペイン1部リーグ、レアル・マドリード(スペイン)のポルトガル代表FWクリスチアノ・ロナウド(33)が鮮やかなオーバーヘッドによるゴールで敵ファンをも含めた称賛を浴びた。

 欧州チャンピオンズリーグ準々決勝、ユベントス(イタリア)との第1戦でのこと。後半18分、右サイドからのクロスにジャンプ一閃。ヘディングを狙った相手ディフェンダーよりも先に右足を振り抜き、イタリア代表GKブフォンはボールの行方を見送ることしかできなかった。両足、頭はもちろんヒールキックなどありとあらゆる形で得点を記録してきたロナウドにとって、これまで挑戦していたものの達成できていなかっただけにコレクション制覇とも言える今回のオーバーヘッドからのゴールとなっている。

 スペインのマルカ紙によると投げ出した体とピッチとの差は1メートル41センチ、インパクトした右足は地上2メートル38センチでほぼゴールポストの高さ(2メートル44センチ)だったという。R・マドリードのジネディーヌ・ジダン監督は「私は監督だが一人のサッカーファン。彼のプレーをうれしく思う。彼はこういったことができるという点でほかとは違う選手。このゴールは史上最高ゴールの1つ。私のほどではないが」と、レアル・マドリード選手時代に自身が2002年チャンピオンズリーグ決勝のレバークーゼン戦で決めた決勝点のボレーシュートを引き合いにジョークを交えてコメントした。

 なお当のロナウドは試合後UEFAのメディアに対し「こんなゴールを決められるとは思っていなかった」と発言。ユベントスのファンから喝采を浴びたことについては「信じられないほど素晴らしいこと。僕のキャリアの中で無かったことだからユベントスのファンに感謝しないと。とても嬉しい」と話した。

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