浦和 ワーストタイ開幕5戦未勝利で堀監督を解任 大槻育成ダイレクターが暫定指揮

  J1浦和は2日、堀孝史監督(50)、天野賢一ヘッドコーチ(42)の解任を発表した。後任として大槻毅育成ダイレクター(45)が暫定的にトップチームの指揮をとり、上野優作ユースコーチ(44)がトップチームに昇格する。

 浦和は今季ここまでチームワーストタイの開幕から5戦未勝利で、17位と低迷。堀体制のまま、日本代表活動中のJリーグ中断期間に立て直しを図ったが、1日の磐田戦でもその兆しは見られず1-2で逆転負けを喫した。

 堀監督は浦和を通じて「こういう状況になってしまったことを本当に申し訳なく思っています。新しい体制になって、自分たちのいるべきところに戻り、クラブが前に進んでいけるようになってほしいと願っています。トップチームに関わってから約7年間、ファン・サポーターのみなさんに支えていただきながら、一緒に戦ってきたので、感謝しかありません」と、サポーターに向けてコメント。また、「僕自身は選手としても在籍していましたし、育成のコーチングスタッフとしても関わらせていただいたので、本当にありがたかったと考えています。本当によい選手がいるので、もう一度、新しい監督のもとで、それぞれの力を出してもらって、目標にしっかり進んでいってほしいと思います。ありがとうございました」とクラブへの思いも述べた。

 大槻新監督は宮城県仙台市出身。筑波大学、ソニー仙台FCでプレーし、04年から浦和強化本部スタッフ、06年にコーチに就任。11年に仙台のヘッドコーチ、12年に浦和に復帰。13年から育成ダイレクター兼ユース監督を務め、Jユースカップ優勝やプレミアリーグ昇格などを果たした。

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