アルゼンチン「屈辱」「大惨事」の大敗 欠場のメッシ、現地で観戦も途中退席

 「国際親善試合、スペイン6-1アルゼンチン」(27日、マドリード)

 W杯で2度の優勝経験を誇るアルゼンチンが、スペインのゴールラッシュを受けて大敗。同国メディアは悲観的な状況をあおるかのように激しい調子で否定的な論調を展開している。マルカ紙、アス紙など28日のスペイン各紙が報じた。

 アルゼンチンの主要スポーツ紙オレは「これ以上ない物笑いの種」との見出しで試合を報道。記事内では「メッシがスタンドで苦しむ中、スペインが我々に大きなダメージを与えた」「ワールドカップへ向けて大きな不安」と伝えている。ラ・ナシオン紙は「マドリードでスペインがアルゼンチンを辱めた」との見出しのもと「顔への殴打」「本当の拷問」「メッシなしのアルゼンチン代表は強豪国のレベルにない」と自国代表を手厳しく評価した。

 なお怪我で同戦を欠場し、スタンド観戦したアルゼンチン代表FWリオネル・メッシは、自軍が6点目を献上した後に席を立っている。

 もっとも同代表のサンパオリ監督はそれほど落胆していない様子。試合後の会見では、まず「スペインは我々にあらゆる角度から平手打ちを食らわせた。後半の我々にはバランスと手堅さがなかった」と相手が上回っていたことを認めたが、一方で「前半の戦いは良かった。プレーの差は点差ほどではなかった」とコメントしている。

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