藤枝順心が無失点で初優勝!多々良監督、目標達成に「ほっとしている」

 「サッカー・全日本高校女子選手権・決勝、藤枝順心2-0作陽」(7日、神戸ユニバー記念競技場)

 決勝が行われ、藤枝順心(静岡)が作陽(岡山)を2-0で下し、2大会ぶり3度目の優勝を果たした。藤枝順心は前半終盤に素早い攻めからFW青木なつみ(3年)のゴールで先制し、同終了間際には好パスに反応したMF並木千夏(3年)が加点した。

 藤枝順心が攻守に盤石の戦いで2大会ぶりに覇権を奪還した。多々良監督は「優勝することだけに目標を置いてきた。達成できてほっとしている」と喜んだ。序盤に攻めあぐねたとみるや、すぐに3トップの位置を変更。前半40分、左から右に移った今田が高い位置で奪ってショートカウンターを仕掛け、青木が「苦しい時間に決め切れた」と冷静に仕留めた。主将の千葉は「無失点優勝は本当にうれしい」と白い歯を見せた。

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