東福岡・福田兄弟決めた 弟のシュートは阻まれるも…兄が拾ってPKゲット

 「全国高校サッカー選手権・1回戦、東福岡3-0尚志」(31日、等々力陸上競技場)

 1回戦が8会場で行われ、優勝経験のある東福岡、富山第一、滝川二(兵庫)などが勝ち上がった。

 東福岡は、幼稚園のころから一緒にサッカーをする兄弟が2人で点を奪った。1点リードの後半30分過ぎ、G大阪に内定しているMF福田湧(3年)が弟のMF福田翔(2年)へパス。GKと1対1で放った弟のシュートは阻まれたが、そのこぼれ球を拾った兄がGKに倒されPKをゲットし自ら決めた。兄は「(弟が)決めろよ、と思いました。結果、自分が(こぼれ球を)拾えてよかった」と言い、弟は「ほっとしました」と苦笑い。「大舞台は小さいころからの夢。うれしかった」(兄)と共演を喜んだ。

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