「サッカー・東アジアＥ－１選手権決勝大会、北朝鮮０－１韓国」（１２日、味の素スタジアム）

　韓国が後半１９分にオウンゴールで先制。この１点が決勝点となり、“南北対決”は韓国に軍配が上がった。

　前戦から中２日。韓国は中国戦から先発メンバーを６人入れ替えて臨んだが、北朝鮮は日本戦と同じ１１人が先発。試合は、攻める韓国と、守備を固めてカウンターを狙う北朝鮮という展開になった。

　スタンドには日本戦に引き続き、多くの応援団が動員された北朝鮮に対して、韓国側のサポーターはまばらだった。

　ピッチでは、互いに強いフィジカルコンタクトをいとわない肉弾戦を展開。試合はスコアレスで進んでいったが、後半１９分に均衡が破られた。韓国ＤＦ金民友（水原三星）の左クロスが、相手ＤＦに当たってそのままゴールへ。その後、北朝鮮も反撃を試みたがゴールは遠かった。

　勝利した韓国は１勝１分けで、１６日の日本戦に臨み、２敗となった北朝鮮は同日に中国と対戦する。